タトゥー除去

最近は、カッコいいから、自分を変えたいから、あるいは単なるファッションの一部として、若い世代を中心にタトゥーを入れる人が多くなってきました。しかし一方で、自分の環境や心境の変化、あるいは周囲の影響で、入れたタトゥーを消したいと思っている人も少なくありません。

とある統計によると、タトゥーを入れた「3人に1人」が、タトゥーを消したいと思っているという結果が出ています。

けれど、一度入れてしまったタトゥーは消すことが難しいものです。一般的には、入れるよりも消す時の方が、時間費用ともにかかってしまい、除去を行っても傷痕は必ず残ってしまいます。そのことを理解した上で、タトゥー除去を検討してください。

タトゥー除去の仕組み

皮膚は、浅く薄い「表皮」と、分厚い「真皮」で構成されています。タトゥーは、皮膚の深い部位である真皮層にまで墨を入れてしまいます。

肌のターンオーバーは真皮層では行われないため、肌が再生されることありません。そのため、タトゥーの墨を除去するために刺激を与えたり、あるいは物理的に除去する結果、必ず傷痕が残ってしまうのです。

具体的には、レーザー治療ではやけどによるケロイド、切除法によりタトゥー部分の皮膚を切除した傷痕、植皮法では移植するための皮膚を別の部位から取るため、タトゥー以外の部分に傷をつけることとなります。

タトゥー除去の治療法

タトゥー除去の方法は様々なものがありますが、いずれも手術は全くといっていいほどやり直しがきかないものなので、充分に検討をしてから決めてください。

レーザー治療

治療法で代表的なものはレーザー治療です。しかし、これはタトゥーを消すのではなく、タトゥーにレーザーを照射することによって墨および染料を破壊し、色を薄くしていく方法です。

タトゥーの色や墨が入っている部分によっては比較的良い結果になることもありますが、何十回もレーザー治療を受けてもタトゥーが消えず、皮膚が火傷になってぼこぼこになってしまうケースもあります。

また、レーザー治療には激痛を伴います。さらに、何度も繰り返すと、皮膚が火傷して、皮膚表面の傷跡が増えてしまいます。肌が傷でコーティングされるとレーザーを弾いてしまい、墨まで届かなくなります。繰り返すほどに効果がなくなってしまうため、泥沼の状況に陥る可能性もあります。

切除法

タトゥー部分の皮膚を切り取り、周囲の皮膚を縫い縮める治療です。

切除法でよくあるのが、分割切除という方法で、何度かに分けてタトゥーの入った皮膚を切除します。大きなタトゥーにしばしば行われます。

この方法だと、傷痕ができて組織が硬くなります。最初は縫い寄せやすかった皮膚が、回を重ねると硬くなり、縫い寄せた時の引きつれが大きくなります。そのため、強い痺れや傷みなどの後遺症に苦しんだり、タトゥーより目立つ赤黒い傷痕になってしまったり、切除が全て終わる前に治療を諦めてしまう人もいます。

植皮法

植皮法は、太ももなどの別の部位から皮膚を削り取るか切り取って採取し、タトゥーの部位を切除した後に移植します。ですので、タトゥーの部分の他にも大きな傷跡が残ってしまいます。さらに、植えた皮膚と通常の皮膚との境界線が必ず目立ってしまいます。

運が悪いと、植皮した皮膚がくっつかず、溶けたり腐ったりして、もう一度皮膚を採取しなければなりません。

皮膚の定着率を9割にする「メッシュ植皮術」というものがありますが、文字通り皮膚がメッシュ状や、うろこ状の独特な幾何学模様となってしまい、綺麗になることはほとんどありません。

削皮法

墨の入った皮膚を薄く削り取る方法です。理想的な深さで丁寧に行えば、タトゥー除去の傷跡が比較的目立ちにくいものになります。

しかし、非常に難しい手術で、ミクロ単位の深さにこだわって削る必要があります。削りが浅ければタトゥーは残り、削り過ぎるとケロイド状になり、その場合はやり直しが不可能となります。

少しでも失敗すれば、傷がなかなか治らない他、痒み、痛み、痺れ、腕が曲がらなくなる、手が動かなくなるなど、様々なトラブルが発生してしまいます。

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