ニキビ・ニキビ跡

ニキビの概要

ニキビとは、思春期以降の人の顔、背中、胸の中心部にある毛包(毛根を皮膚の中で包んでいる袋状の組織)に皮脂が詰まることで発生します。

症状によっていくつかの種類に分けられます。

白ニキビ

皮脂が毛穴の内部に詰まってできる粟粒大で円錐形の硬い皮疹。ニキビの初期段階で、閉鎖面皰とも呼ばれる。

黒ニキビ

表面が開き、皮脂が酸化したため黒く変色したニキビ。初期ニキビから徐々に悪化しつつある状態。

赤ニキビ

炎症を起こして赤く腫れたニキビ。肌の皮下組織が破壊されはじめているため、治っても元の綺麗な肌に戻る可能性は低くなる。

黄色ニキビ

赤ニキビがさらに悪化し、皮膚の下に膿が発生しているニキビ。大炎症の一歩手前の状態で、潰してしまうと、痕が残ったり色素沈着しやすい。

紫ニキビ

炎症が極限まで悪化し、膿が溜まるだけでなく、内部で出血も起こっているニキビ。強い炎症を伴う嚢腫であり、病院での治療、最悪の場合は切開手術が必要な皮膚病。

ニキビの原因

ニキビは、皮脂の過剰分泌によって発生します。しかし、原因はそれだけではありません。一時的なビタミンの代謝異常や自律神経の失調、便秘などの胃腸の不調も一因と考えられます。

さらに皮膚常在菌や外からの細菌感染の影響が皮脂に加わることも原因となります。睡眠不足やストレスもニキビ発生に関係があるとされています。

また、外部からの接触刺激もニキビをできやすくします。

例えば、前髪がいつもおでこに触れていれば、おでこに発生しやすくなりますし、襟飾りが顎に触れれば、顎のニキビが悪化します。人によって体調や肌の状態は異なるため、一言で原因を特定することはできません。

しかし、これらの要因が重なり合って肌に負担がかかった結果、ニキビができてしまうのです。

ニキビの治療法

美容皮膚科では、それぞれのニキビに応じた治療法があります。

白ニキビ

白ニキビ表面に針で穴を開け、アクネプッシャーという道具で中身の皮脂を抜く面皰圧出治療や、古い角質を溶かして肌のターンオーバーを整えるピーリング治療、ニキビに有効な成分を肌に浸透させるイオン導入、毛穴の開きに効果のあるCO2フラクショナルレーザーなど。

また、ホルモン治療を行うことにより、根本的にニキビができにくい肌質にする治療法もある。

黒ニキビ

基本的には、白ニキビの治療法と変わらない。面皰圧出の他、毛穴の詰まりをケアするディフェリンゲル、ピーリング効果のある外用薬による治療がもっとも一般的。

赤ニキビ

炎症を伴うので、ニキビ初期状態の治療法では効果が薄くなる。炎症がひどい場合、抗生物質の内服、外服薬や、ステロイドが用いられる。美容皮膚科では、皮脂腺の縮小や、アクネ菌を抑えるサーマクールといった治療を行うところもある。

黄色ニキビ

この状態になると、アクネ菌だけでなく、黄色ブドウ球菌もニキビに入り込み増殖しているため、炎症が一気に拡大する可能性がある。さらなる悪化を招く恐れもあるため、患部の炎症を止めることが第一となる。膿むほどに重症化している場合は、強力な抗生物質が処方される他、皮脂の分泌を抑える内服薬も処方される。レーザーなどの治療は適さない。

紫ニキビ

ステロイドの注射や、抗生物質を投与してアクネ菌を殺す方法、アメリカ合衆国でニキビ治療に用いられている薬を用いることもある。

場合によっては、内部の血や膿を排出するために切開手術を行う。ニキビ跡、瘢痕が残りやすいため、長期的に治療していく必要がある。そのため、肌のバリア機能を取り戻すホルモン療法なども並行して行った方が治りは早くなる。

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