イボ治療

イボの種類と発生原因

脇の下にイボができる理由

脇を気にする女性のイメージ

脇の下などの場所にイボが発生してしまうのは、老化によって肌のターンオーバーが遅れてしまうのが原因です。

皮膚の新陳代謝が活発だと肌の入替えがスムーズに行なわれるため、イボやほくろが作られることはありません。

しかし新陳代謝は加齢とともに低下してしまうため、新陳代謝が下がっている中高年の方はイボやほくろの発生に気をつけましょう。

ウイルスの感染によってイボが発生することもあり、自分でイボを取ってしまうことで他の場所にイボが発生するケースもあります。

脇の下などにイボが発生してしまった場合は病院に相談を行ない適切な治療を受けることで被害の拡大を防ぐのが適切です。

特に太りやすい体質の方は汗をかきやすく、老廃物がきちんと排出されにくいためイボやほくろが発生しやすいです。

イボやほくろの発生を防ぐには適度な運動や食生活を心掛け、健康的な身体を維持しなければなりません。きちんと入浴などを行ない、身体についている汚れや汗をきれいに洗い流すことも大事なことです。

脇の下にイボが発生してしまう原因の一つは、服による摩擦や刺激です。身体にフィットした服をつけていると摩擦や刺激によって肌が傷つき、そこからイボが発生してしまう危険性があります。

日常生活を楽しむ際はゆったりとした服を着用することで肌を摩擦などから守りましょう。

また脇の下に発生するイボには、さまざまな種類が存在しています。予防を考えている方は、同時に発生するイボの種類もチェックしておきましょう。

脇の下にできるイボの種類

脇に発生するイボの種類はさまざまであり、人によって大きさや形はそれぞれ異なることが多いです。小さなイボがたくさん発生する場合は、アクロコルドンを発症している可能性があります。

平らなイボが広範囲に発生しやすいため、発見した場合はなるべく早めに治療を行ないましょう。

アクロコルドンが2ミリから3ミリ程に成長したものは、スキンダックと呼ばれます。イボが少し突起してくるのが大きな特徴であり、場合によっては垂れ下がることもあります。

1センチ以上のイボが発生した場合は、軟性線維腫が発生したと考えるのが一般的です。良性のイボであるため健康被害が発生することはありませんが、そのままにしておくと懸垂性線維腫に変化してしまうことがあります。

自分で切除してしまうと悪化してしまう危険性があるため、イボを取り除きたい場合は皮膚科に治療を申し込みましょう。

老人性疣贅は加齢によって生じるイボですが、場合によっては若年層の方にも発生することもあります。痛みやかゆみがなく、表面が凹凸状になっているのが特徴です。

わきの下だけでなく、首周りに発生することもあります。喉や目の周りにできるイボは脂漏性角化症と呼ばれており、脇の下にも発生することがあるので注意が必要です。

イボによる悪影響と有効な治療法

良性なら放置しても良い?

脇の下や首などの場所にできるイボは良性であるため、そのままにしておいても日常生活や仕事に悪影響が生じることはありません。

しかしイボが身体に残っていると外観が悪くなり、女性らしい美しいプロポーションを保つことができなくなります。

長期間放置しておくとイボの数が増えていき、治療にかかる時間や費用も増えていってしまう可能性が高いです。脇の下は他の場所に比べて皮膚が柔らかいため、イボが発生することで痛みが生じてしまう可能性があります。

痛みが長期間続くような場合は早めに治療を行ない、イボを取り除いておくのが最適です。イボが自然消滅することはほとんどないので、美しい身体を維持したい場合は美容クリニックなどの施設で治療を受けましょう。

治療方法

脇部分に発生してしまったイボを取り除きたい場合は、病院で適切な治療を受けるのが最適です。

自分でイボを取ろうとすると、痛みを感じてしまう可能性が高いです。肌の状態も悪化してしまう危険性が高いため、イボを取り除く際は医師に施術を任せるのが最も安全です。

皮膚科で一般的に実施されている治療法は、局所麻酔を行なった後にハサミなどでイボを切り取る剪除法です。イボの形状に合わせて施術方法を変更するため、施術を受ける際は医師とじっくり相談を行なう必要があります。

外科的治療でイボを取り除くのに不安を感じる場合は、薬を使用した治療法を選択しましょう。ハト麦に含まれる成分のヨクイニンを使った治療法は、身体の新陳代謝を促進させて内側からイボを消すことが可能です。

しかし薬の効果が現れるのには個人差があるため、この治療法でイボを取り除く際は長期間の服用が必要となります。使用される薬はサリチル酸や、ヨクイニンを含んだ塗り薬に変更することが可能です。

なるべく傷跡を残さずにイボを取るには、電気メスを使った治療法が最適です。出血が少なく身体にかかる負担も小さいため、女性の方でも安心して利用できます。

他の治療法と異なり自費診療になるため、施術を受ける際は治療費を準備しておきましょう。

液体窒素を使ってイボを取り除く治療法は、昔から取扱いされている治療法になります。痛みが強く何回か治療を繰り返し行なう必要があるため、現在はあまり実施されていません。

保険が適用できないレーザー治療は受ける際に高額な治療費が発生しますが、その分痛みを感じることなく治療を進めることができます。傷跡も残らないため、誰にも気づかれずにイボを取り除きたい方に適した治療法です。

このように治療法にはさまざまな種類が存在するため、治療を受ける際は医師と相談を行なって自分に合った治療法を考えましょう。

適切なケアでイボの発生を抑制

ウイルス性のイボは再発する可能性がある

ウイルスによる影響で発生してしまったイボを治療する場合は、きちんと核部分を取り除く必要があります。手術によってイボの表面だけを取り除いても、核部分が残っているとそこからイボが再発してしまう可能性が高いです。

またイボの再発を防ぐには身体の清潔を保ち、雑菌やウイルスが身体の中に入らないように対処しなければなりません。

汚れた手などで皮膚を触ると、そこにイボが発生してしまう可能性が高いです。普段からきちんと清潔な身体を維持していれば、免疫力が徐々に高まるためイボが発生することはほとんどありません。

自分でできるケア方法

現在脇の下などにできたイボは、病院で治療を受けることで簡単に取り除くことができます。しかし治療を受ける際は多額の費用と時間がかかるため、できることならケアを行なうことでイボの発生を防ぐのが最適です。

女性の方は脇のムダ毛処理を行なうことが多いですが、こういった作業は肌にダメージを与えてしまいます。イボの発生を防ぐためにもムダ毛処理の回数は最小限に抑え、作業が完了した後はきちんと肌のケアを行なっておきましょう。

摩擦や紫外線によるダメージを防ぐために、日焼け止めやスキンケアを使用するのも非常に有効です。

またイボの発生を防ぐためのケア方法には、市販の塗り薬を使った方法も存在しています。

皮膚の角質を柔らかくしてくれるサリチル酸配合の塗り薬は、イボ予防にとても最適です。しかしイボの種類によっては効果が現れないことがあるため、使用する際は注意する必要があります。

皮膚科で処方されることの多いヨクイニンは、安全な方法でイボ予防を実施したい方に適した治療法です。効果を持続させるには定期的に使い続ける必要がありますが、副作用が発生する可能性はほとんどありません。

市販のスキンケア化粧品は角質が硬くなることで発生したイボを改善することができます。イボのない美しい身体を維持するためにも、自分に適したケア対策を実施していきましょう。

身体の部位別イボの種類とその治療法

イボには全身に現れるもの、特定部位にしか現れないものがあります。同じ種類のイボでも、出る部位によって痛みがあるかどうか、形状が異なるタイプも存在します。

ここではその部位によく現れやすいイボをご紹介しますので参考にしてみてください。

顔にできるイボは「扁平疣贅」「汗管腫」「稗粒腫」「老人性疣贅」

首顔を気にする女性のイメージ

「扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)」は顔にできる2~3ミリの平たいイボのことです。少し盛り上がっており、薄い褐色をしています。

青年性扁平疣贅とも言われ、中年以降で発生することはあまりありません。多くは自然治癒します。

「汗管腫(かんかんしゅ)」目の下やまぶたに出る白くプツプツしたイボです。

汗を発生させる「エクリン真皮内汗管」の細胞が増えすぎることにより、発症すると言われています。ひとつひとつがくっつくことで大きなイボになることもあります。

「稗粒腫(はいりゅうしゅ)」は目の周りや頬にできる白や黄色の小さいプツプツしたイボです。大きさは1mm程度ですがたくさん現れることがあります。

角質の塊であり、あらゆる年齢層で発症し、体質によっては再発を繰り返します。再発予防には医療用のピーリング石鹸やローションが効果的です。

「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」は加齢とともに出現し、別名「老人性イボ」とも呼ばれています。1~2mm程度の肌よりも濃く黒色に近い色が特徴で、放置すると拡大していくこともあります。

良性のものがほとんどですが、悪性のものも存在します

首にできるイボは「アクロコルドン」「スキンタッグ」

「アクロコルドン」皮膚の柔らかい場所に発生する2~3mm程度のイボで、柔らかいのが特徴です。特に女性に多く見られ、加齢とともに増えていく傾向があります。

首にできるものはウィルス感染が原因ではないものが多く、摩擦など刺激を与えなければ炎症は起きません。

「スキンタッグ」は1~5mm程度の柔らかいイボで、小さなものは少し盛り上がる程度ですが大きくなると摘まめるほど隆起することがあります。更年期を過ぎた女性に多く見られ。

その原因は摩擦による刺激や加齢による皮膚変化と言われています。

腕や手にできるイボは「伝染性軟属腫」「尋常性疣贅」

「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」はポックスウイルス科の軟属腫ウイルスが原因でできる、1~5mm程度の「水いぼ」のことです。伝染するタイプなので、腕だけではなく全身に広がりを見せます。

皮膚にキズがあるとろころや乾燥しているところから感染します。子どもだとよくプールで感染します。

治ってくると痒みを伴いますが、このときに患部を掻いてしまうとウィルスが他の部分に付着し、また新たなイボが発生します。イボの周りに湿疹ができている場合も痒みを伴うことがあります。

「尋常性疣贅(じんじょうせいいぼ)」はウィルス性の硬い突起状のイボで、灰色や黄色、茶色をしており表面がガリガリしています。1cm未満のものが多く、形は不規則でまれに痛みを伴います。

パピローマウイルスの2型(HPV-2)が原因と考えられており、子どもやアトピー性皮膚炎など皮膚に障害のある人に起きやすいです。

手のひらにできるのはミルメシアという赤く痛みを伴うイボです。黒色のものは「色素性疣贅」、白色のものは「点状疣贅」と色でも種類を識別できます。

細長く伸びるように皮膚が盛り上がったものは「糸状疣贅」と呼ばれています。

足の裏にできるイボは「足底疣贅」

「足底疣贅(そくていゆうぜい)」はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染により発症する尋常性疣贅の一種で、大きくなると歩くときに皮膚を刺激することで痛みを伴います

うおの目やタコとは全く異なり、削ったときに点状の血が出ることでイボと判断できます。隆起はあまりなく色もついていませんが、角質が厚くなりゴツゴツしていて見た目が敷石のようなイボです。

陰部周辺にできるイボは「尖圭コンジローマ」

「尖圭(せんけい)コンジローマ」は淡い紅色か褐色をしており、カリフラワーのような形状のイボです。ヒトパピローマウイルス6、11型などのウィルス感染により発症します。

6、11型以外のウィルスである場合、悪性化する場合もあります。皮膚や粘膜の小さな傷から侵入して感染するので、皮膚炎がある人は感染しやすいです。

皮膚科で受けられるイボの6つの治療法

感染系のイボは自然治癒するものもあるので、すぐには治療しないで様子を見ることもあります。加齢により拡大していくような自然治癒しないイボに関しては、本人の希望も聞きながら以下のような治療法を決めていきます。

内服薬は漢方が出される

漢方のハトムギにはイボのウィルスに対して免疫力を上げる働きがあります。他の治療法と合わせて処方され、2~3カ月服用する必要があります。

消毒薬軟膏などの外用薬

殺菌消毒薬であるグルタルアルデヒド(ステリハイド)や、スピール膏(サリチル酸)という厚くなった角質を溶かす作用のある軟膏が処方されます。グルタルアルデヒドは感染した角層を変性させることによりイボを治します。

また、尖圭コンジローマの塗り薬としてはベセルナクリーム(イミキモドクリーム)が有名です。身体の免疫力を活性化させることでウィルスの増殖を抑える働きがあります。

水いぼの治療にはよく硝酸銀ペーストが使われます。薬品を塗ると黒いかさぶた状になり、およそ1週間後にはイボが取れてきます。

炎症反応が強ければ抗ウイルス薬(ビダラビン)も使われます。水ほうも抑える働きがある薬ですが、炎症反応が強く出る5日以内の使用がすすめられており、1週間使用しても効果がなければ使用を中止する必要があります。

イボを壊死させるモノクロロ酢酸という薬もありますが、この場合は自宅ではなく定期的に通院して病院で治療を行います。

薬品によっては適さない部位があるので、これらの薬品が余っているからといって自己判断で使用するのはやめておきましょう。

病院の医師によっても使用する薬品は違ってきます。いずれにしても単独で用いられることはあまりなく、他の治療法の補助的役割を果たします。

圧出や切除による治療

特殊な器具を利用し、イボを取り除く方法です。圧出では小さな穴をあけてイボを押し出していきます。切除ではイボの根元を切りとります。

液体窒素による凍結療法

イボができているところに液体窒素を当てて低温やけど状態にし、組織を凍結・壊死させる方法です。麻酔は必要ありませんが、何度か繰り返し施術する必要があります。

電気メスでの切除

電気メスは通常のメスと違い、抜糸などの必要なくイボを取り除くことができる治療法です。電気エネルギーが熱エネルギーに変えられるときに生じる熱によりイボ組織を破壊、除去します。

施術するときは局所麻酔をして行い、出血や皮膚への負担も少なくて済みます。

炭酸ガスレーザーによる治療

水分を含む患部を加熱することで、組織そのものを蒸散させたり炭化させます。出血することなくイボを取り除くことができ、液体窒素でも効果のないイボに用いられます。施術するときは麻酔を用います。

薬剤を注入するマーダジェット治療法

他の治療方法を繰り返し受けても改善が見られないイボに対して行われる治療法です。針を使わない注射器(マーダジェット)でブレオマイシンという薬剤をイボに注入し、原因となるウィルスのDNAにダメージを与えます。

大阪限定 費用も評判も太鼓判!美容皮膚科厳選リスト